
長崎 欅窯について
学生の街、長崎市中園町に、庄司宣夫さん、秀子さんご夫婦が営む、本場インドカレーと暮らしの工芸 欅(けやき)があります。
元々は珈琲のお店を繁華街で営われていたそうなのですが、インドを旅する中、本場インドカレーの美味しさに感動され、今は中園町で、カレーと世界の工芸品、そして、庄司さんご夫婦が作られる器(宣夫さん)や藍染めなどの染め物(秀子さん)をご提供されています。
お店には地下があり、長与町の工房(欅窯)で作られた庄司さんの器や日本の手仕事の品や世界の民族工芸などを販売されています。 そして、一階では、それらの品々が飾られたステキな雰囲気の中、本場インドカレーを味わえます。

そんな庄司宣夫さんは、1970年に民藝運動に参加し、82年には、沖縄の読谷の松田米司さんのところへ通いながら、蹴ろくろや庄司さんの作品に多く見られる白化粧を学ばれたそうです。
それから現在に至るまで、東京、長野、長崎、倉敷などでの個展、また日本民藝館展でも入選を重ねております。
庄司さんの作品には、白化粧や李朝、沖縄を軸に、スリップウェア、イッチン、櫛描きなど、目を引く装飾から落ち着いた色味やシンプルなモノまで、さまざまな民族、工芸への愛が詰まった、楽しく、使いやすい日常の器が見られます。
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