
淡路島で生まれた太田秀世さんは、倉敷高等技術専門校で木工の基礎を学び、
その後、約4年間長野県で、谷進一郎氏(現在は国画会工芸部会員 国展鑑査員)のもと、家具づくりを学びます。
そして、2004年の春、独立し、郷里の淡路島で奥様の太田久美子さんと、太田秀世 家具工房を開きました。

そんな太田さんは、
2002年には、谷進一郎氏のもとで学びながらも、文机で国展で入選し、
また、独立後は、朝日現代クラフト展で入選、
そして、2009年の日本民藝館展の腰掛の初出展初入選から、
毎年、皿立て、戸棚、長椅子、スツールなど、
入選、準入選を繰り返し現在に至ります。

太田さんの工房。 キレイに整頓された道具は、太田さんの仕事に向き合う姿勢がうかがえます。

細かな角度、曲線を出すため、様々な鉋を使うそうです。
太田さんの山の中の工房には看板はありません。
それは、お客様との対話から、想い、要望をカタチにしながら、
時間を掛け、できるだけシンプルに、丈夫に、
そして、丁寧に造ることを心がけておられるからだと思います。
木の持つ「ちから」を活かし、日々のくらしの中にとけこみ、
長く使い込むことで味わいを増すような、そんなステキな家具をつくられています。
当店では、太田さんご夫婦が造られる小物などを扱いさせて貰います。
太田秀世 家具工房さんの商品一覧
